正社員のメリット・デメリットとは

近年は正社員だけでなく非正規雇用やフリーランスなどを選ぶ人も増えてきましたが、それでも未だ正社員を選ぶ人は多くいます。正社員のメリット・デメリットは何があるのでしょうか。

正社員を選ぶ魅力の一つは、やはり安定感があることでしょう。たとえば非正規雇用の一つである契約社員は有期雇用です。業績が悪化した場合、契約が更新されない可能性もゼロではありません。
しかし正社員は無期雇用であるため、原則定年まで働くことができます。リストラされる可能性は非正規雇用と比べて低いといえるでしょう。
ただ無期雇用であるからこそ、辞めづらいというデメリットもあります。企業としても定年まで働いてくれることを想定しているため、ゆくゆくは責任のある仕事を任されることがほとんど。長く働いていればそれだけ、その責任感から仕事を辞めづらくなってしまうのです。
一方で契約社員なら契約を更新しなければ退職となります。人間関係にトラブルが発生したときや、今とは違う仕事に挑戦してみたくなったときなど、辞めたいと思ったときに辞めやすいのが契約社員の魅力です。今後職場を変える可能性があるなら、契約社員として仕事をすることも考えてみてください。

正社員の2つ目の魅力は、社会的信用が高いことです。たとえばフリーランスは収入が安定しておらず、賃貸やクレジットカード、ローンの審査が通らないことがあります。
しかし正社員は毎月決まった額が給与として支給されるのが一般的です。企業によっては給与とは別にボーナスを設けているところもあります。そのため、賃貸やクレジットカード、ローンなどの審査にも通りやすいです。
ただフリーランスなら高収入も夢ではありません。スキルが高ければフリーランスのほうが収入が良い可能があるため、よく考えてみましょう。